バイクの一時抹消・廃車手続きの方法。必要な書類と手続きの方法を解説

排気量別にバイクの廃車手続きについて簡単に解説しています。

必要な書類や手続き方法がわからない方はこちらを参考にしてください。



原付バイク(50~125cc)のナンバー返納・廃車手続き

廃車手続きにかかる費用

所有者が自分で原付バイクの廃車手続きをする場合、手続きの手数料は無料です。

ナンバープレートを紛失している場合は、き損弁償金(200円前後)が必要です。
※き損弁償金は市区町村によって異なります。

参考:原動機付自転車(バイク)・小型特殊自動車の廃車手続 | 調布市

必要な書類

<原付の廃車手続きに必要な書類>

  • ナンバープレート
  • 標識交付証明書
  • 本人確認書類(免許証など)
  • 委任状(手続きの代理を依頼する場合のみ必要)

廃車手続きに必要な書類を紛失している場合は、原付の廃車書類を再発行・書類起こしする方法から再発行の方法を確認することができます。

参考サイト:原付の廃車に必要なものは何ですか | 渋谷区公式サイト

手続きの流れ

市区町村の役場に直接出向いて、原付バイクの廃車手続きをする手順は以下の5ステップです。

  1. 原付バイクを登録した市区町村の役所の「市民税課」に行く
  2. 窓口で「軽自動車税廃車申告書兼標識返納書」を受け取り、記入する
  3. 記入した「軽自動車税廃車申告書兼標識返納書」と「ナンバープレート」「標識交付証明書」を窓口に提出
  4. 手続き完了まで10分ほど待つ
  5. 名前が呼ばれたら「廃車済証明書」を受け取り、手続き完了

手続きの詳細は、原付バイクの廃車手続きの仕方から確認できます。

税金は返ってくる?

原付バイクを廃車にしても、月割りの還付や減額措置などはありません。

原付バイクにかかる軽自動車税は、4月1日時点の所有者に対して課税されます。

ですので、原付バイクの廃車手続きは3月31日までに済ませるようにしましょう。

参考サイト:原付バイク(50~125cc)にかかる税金を解説

車両を処分・廃棄する方法

車両を処分する方法は主に7つあります。

処分料金自宅への引き取り廃車手続きの代行事故車の処分買取の可能性
無料引き取り業者有料の可能性大
バイク買取業者有料の可能性大
バイク処分専門業者有料×
個人売買無料
(購入者と相談)
×
(けっこう売れます)
自動車リサイクル促進センター無料××
(条件あり)
×
廃棄二輪車取扱店無料××
(条件あり)
×

手間や費用などが異なるので、状況に合わせて最適な方法をチョイスしましょう。

原付バイクの処分について詳しくは、原付・バイクの処分方法7選!から確認できます。

一時抹消した原付バイクを再登録・名義変更する

一時抹消した原付バイクを譲渡などで再登録する場合は、以下の書類が必要です。

  • 譲渡証明書
  • 廃車証明書(廃車にしている場合)
  • 標識交付申請書(廃車にしていない場合)
  • ナンバープレート(廃車にしていない場合)
  • 軽自動車税(種別割)廃車申告書兼標識返納書
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 印鑑(認印)

再登録・名義変更手続きの詳細は、譲渡された原付バイクの名義変更・登録のやり方から確認できます。

軽二輪バイク(125超~250cc)のナンバー返納・廃車手続き

廃車手続きにかかる費用

所有者が自分で軽二輪バイクの廃車手続きをする場合、手続きの手数料は無料です。

参考サイト:届出済証返納(廃車)〔軽二輪〕《排気量125cc~250cc》 – 近畿運輸局

必要な書類

軽二輪バイクの廃車手続きには、以下の書類が必要になります。

  • ナンバープレート
  • 軽自動車届出済証
  • OCRシート、軽二輪第5号様式(陸運局で入手)
  • 軽自動車税申告書(陸運局で入手)
  • 手数料納付書(陸運局で入手)

廃車手続きに必要な書類を紛失している場合は、軽二輪バイクの廃車書類を再発行・書類起こしする方法から再発行の方法を確認することができます。

参考サイト:届出済証返納(廃車)〔軽二輪〕《排気量125cc~250cc》 – 近畿運輸局




手続きの流れ

  1. 書類を準備する
  2. 手続きする運輸支局を確認する
  3. ナンバープレートを返却する
  4. 運輸支局の窓口で申し込み書類を入手し、記入する
  5. 運輸支局の受付窓口に必要書類を提出する
  6. 税止め手続きを行う
  7. 軽自動車届出済証返納証明書を受け取る

手続きの詳細は、軽二輪バイクの廃車手続きの仕方から確認できます。

税金は返ってくる?

軽二輪バイクを廃車にしても、月割りの還付や減額措置などはありません。

軽二輪バイクにかかる軽自動車税は、4月1日時点の所有者に対して課税されます。

ですので、軽二輪バイクの廃車手続きは3月31日までに済ませるようにしましょう。

参考サイト:250ccバイクにかかる税金を解説

車両を処分・廃棄する方法

車両を処分する方法は主に7つあります。

処分料金自宅への引き取り廃車手続きの代行事故車の処分買取の可能性
無料引き取り業者有料の可能性大
バイク買取業者有料の可能性大
バイク処分専門業者有料×
個人売買無料
(購入者と相談)
×
(けっこう売れます)
自動車リサイクル促進センター無料××
(条件あり)
×
廃棄二輪車取扱店無料××
(条件あり)
×

手間や費用などが異なるので、状況に合わせて最適な方法をチョイスしましょう。

原付バイクの処分について詳しくは、原付・バイクの処分方法7選!から確認できます。

一時抹消した軽二輪バイクを再登録・名義変更する

軽二輪バイクの名義変更・再登録に必要な書類等

  • 軽自動車届出済証返納済確認書
  • 譲渡証明書
  • 自賠責保険証明書
  • 住民票(発行3か月以内のもの。コピー可)
  • OCR1号様式シート(申請書)
  • 手数料納付書
  • 軽自動車税申告書

再登録・名義変更手続きの詳細は、譲渡された軽二輪バイクの名義変更・登録のやり方から確認できます。

大型バイク(400cc)のナンバー返納・廃車手続き

費用

所有者が自分で大型バイクの廃車手続きをする場合、手続きの手数料は無料です。

参考サイト:届出済証返納(廃車)〔軽二輪〕《排気量125cc~250cc》 – 近畿運輸局

必要な書類

≪大型バイクの廃車手続きに必要な書類≫

  • 車検証
  • ナンバープレート
  • 標識交付証明書(なくても廃車手続き可能)
  • 印鑑(認印でOK)
  • 申請書(OCRシート3号様式の2)
  • 手数料納付書
  • 軽自動車税申告書
  • 委任状(廃車手続きを依頼する場合に必要)

廃車手続きに必要な書類を紛失している場合は、大型バイクの廃車書類を再発行・書類起こしする方法から再発行の方法を確認することができます。

参考サイト:検査証返納(廃車)〔小型二輪〕 – 近畿運輸局




手続きの流れ

大型バイクを廃車にする際の運輸支局での手順は、以下の4ステップです。

  1. ナンバープレートの返納
  2. OCRシート、手数料納付書、軽自動車税申告書を入手
  3. OCRシートを受付に提出
  4. 自動車税の抹消申告

手続きの詳細は、大型バイクの廃車手続きの仕方から確認できます。

税金は返ってくる?

大型バイクを廃車にしても、月割りの還付や減額措置などはありません。

大型バイクにかかる軽自動車税は、4月1日時点の所有者に対して課税されます。

ですので、大型バイクの廃車手続きは3月31日までに済ませるようにしましょう。

参考サイト:400cc以上の大型バイクにかかる税金を解説。

車両を処分・廃棄する方法

車両を処分する方法は主に7つあります。

処分料金自宅への引き取り廃車手続きの代行事故車の処分買取の可能性
無料引き取り業者有料の可能性大
バイク買取業者有料の可能性大
バイク処分専門業者有料×
個人売買無料
(購入者と相談)
×
(けっこう売れます)
自動車リサイクル促進センター無料××
(条件あり)
×
廃棄二輪車取扱店無料××
(条件あり)
×

手間や費用などが異なるので、状況に合わせて最適な方法をチョイスしましょう。

原付バイクの処分について詳しくは、原付・バイクの処分方法7選!から確認できます。

一時抹消した大型バイクを再登録・名義変更する方法

大型バイクの名義変更・再登録には、以下の書類が必要になります。

≪大型バイクの名義変更に必要な書類等≫

  • 住民票(発行3か月以内のもの。コピー可)
  • 自動車検査証返納届
  • 譲渡証明書
  • 手数料納付書
  • 軽自動車税申告書
  • 第1号 様式OCRシート
  • 委任状(手続きを代行してもらう場合のみ必要)

大型バイクは車検切れ・廃車のままでも名義変更することができます。

再登録・名義変更手続きの詳細は、大型バイクの名義変更・登録のやり方から確認できます。

タイトルとURLをコピーしました