原付バイク廃車手続きの代理申請を解説。「必要書類」と「手続きの流れ」など

必要な書類

原付バイクの廃車手続きを代行してもらう際に必要な書類

  • ナンバープレート
  • 標識交付証明書
  • 代理人の本人確認書類(免許証など)
  • 認印(シャチハタ不可)
  • 未納分の軽自動車税(未納分があれば)
  • 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書
  • 委任状

ナンバープレート

原付バイクのナンバープレートはボルト2本で止まっています。 プラスドライバーが一本あれば取り外せます。 原付バイクのナンバープレートの取り外し方法は下記動画を参考にしてください。

もし、ボルトが固くて外せない場合は、メガネレンチや潤滑剤(クレ556)を使うと外れやすくなります。 もしナンバープレートを紛失している場合は、ナンバープレートを再発行する方法を参照してください。

標識交付証明書

標識交付証明書の画像 原付バイクの廃車手続きには、標識交付証明書が必要です。 標識交付証明書は原付バイクの車検証のようなもので、バイクの情報や所有者の情報が記載されています。 標識交付証明書を紛失している場合は、再発行の手続きが必要です。標識交付証明書の再発行はリンク先から確認してください。

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書の画像 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書は廃車を申請する、市役所の窓口で入手できます。 もしくは、各自治体のwebサイトからダウンロードできます。 自治体によって、書式が若干異なりますので、手続きを申請する自治体の軽自動車税廃車申告書兼標識返納書を使用するようにしてください。 標識返納書に記入する、所有者の住所・氏名、車台番号などは、標識交付証明書に記載されている通りに記入してください。

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書をダウンロードする│敦賀市

委任状

原付バイクの廃車手続きを代行してもらう場合、委任状が必要になります。 委任状は国土交通省のwebサイトからダウンロードしたものをプリンター等で印刷したものに、ボールペンなどで手書きしたものを使用します。

委任状をダウンロードする≪

委任状の書き方

委任状の書き方の画像

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委任状の書き方は上記画像を参考に下記7項目を記入してください。 委任状には、標識交付証明書の通り記入してください。

≪委任状に記入する項目≫
  • 受任者(窓口に行く人)の住所・氏名
  • 委任する手続き
  • 車体番号
  • 委任者(委任される人)の住所・氏名
  • 委任者(委任する人)の住所・氏名
≪委任状が必要なケース≫
  • 友人や家族に手続きを頼む場合
  • 行政書士に手続きの代行を依頼する場合
  • 所有者と使用者が違う場合

参考サイト:原付バイクの名義変更代行

手続きの流れ

 

  1. ナンバープレートを取り外す
  2. 委任状を記入する
  3. 書類を持参して、役所の窓口にいく
  4. 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書をもらう。記入する。
  5. 「ナンバープレート」「委任状」「標識交付証明書」「本人確認書類」「軽自動車税廃車申告書兼標識返納書」を窓口に提出する
  6. 10分ほどロビーで待つ
  7. 廃車済証明書を受け取る

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書を入手し、記入する

廃車申請に必要を書類を準備して、市役所の税務課窓口に向かい、軽自動車税廃車申告書兼標識返納書を入手してください。 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書の書き方の画像

画像引用:軽自動車等の取得・譲渡または廃車、住所変更に関する手続きについて – 淡路市ホームページ

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書は上記の記入例を参考に、下記の8つの項目を記入します。

≪軽自動車税廃車申告書兼標識返納書に記入する項目≫
  • 所有者の住所・氏名・生年月日・電話番号
  • 使用者の住所・氏名・生年月日・電話番号
  • 届出者の住所・氏名・電話番号
  • 車名
  • 年式
  • 原動機の型式
  • 車台番号
  • 排気量

書類を提出し、廃車済証明書を受け取る

軽自動車税廃車申告書兼標識返納書の記入が終わったら、「軽自動車税廃車申告書兼標識返納書」「ナンバープレート」「標識交付証明書」「本人確認書類」「委任状」を市役所の窓口に提出します。 10分ほど待つと、書類を提出した窓口で、廃車済証明書が発行してもらえます。 廃車済証明書を受け取れば、原付バイクの廃車手続きは完了です。

手続きする場所

原付バイクの廃車手続きは、バイクを登録している自治体の役所で申請します。 引っ越し等で、住所変更の申請をしていない場合は、以前の住所の役所になるので、注意してください。 申請窓口は、税務課の場合が多いですが、地域によって異なりますので、役所の総合窓口などで確認するのが確実です。

参考サイト:市区町村の役所・役場一覧

官公署一覧|東京都

手続きにかかる費用

原付バイクの廃車手続きの手数料は無料です。 もし、ナンバープレートを紛失している場合は、き損弁償金(200円前後)が必要になります。 ※き損弁償金は市区町村によって異なります。

参考:原動機付自転車(バイク)・小型特殊自動車の廃車手続 | 調布市

手続きにかかる時間

必要書類の提出から、廃車済証明書の発行まで、かかる時間は10分程度です。 ただし、役所が混み合っている時期や自治体によっては、もっと時間のかかる場合もあるので、時間に余裕を持っておきましょう。

自賠責保険の解約も忘れずに

自賠責保険の契約期間が1ヶ月以上残っている場合は、自賠責保険の解約後に払戻金が受け取れます。

還付される金額は、契約した年数と残りの契約日数によって変わります。

≪原付バイクの自賠責保険を解約するのに必要な書類≫

  • 自動車損害賠償責任保険承認請求書
  • 自賠責保険証書
  • 印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 廃車証明書

自賠責保険の解約は、契約している保険会社の支店窓口で申請します。

担当窓口で、自動車損害賠償責任保険承認請求書の記入と、持参した書類を提出するだけの10分ほどの作業です。

手続きが完了すれば、指定口座に還付金が振り込まれます。

振込先の口座番号などが、わからない人は通帳なども忘れずに。

参考サイト:契約を解約したい|自賠責保険|ご契約者さま|三井住友海上

原付の廃車手続きは、こんな時に必要

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