このページでは、排気量126~250ccバイクにかかる年間の税金について解説しています。
廃車にしても税金がかかってしまう原因や廃車後の自賠責保険の払い戻しなども合わせて解説しています。
250ccバイクの年間の税金は3,600円
排気量 | 軽自動車税 | 自動車重量税 | 合計 |
---|---|---|---|
125cc超~250cc以下 | 3,600円 ※毎年 | 4,900円 ※新車登録時のみ | 8,500円 |
参考サイト:軽自動車税(種別割)とは | 渋谷区公式サイト
250ccバイクには車検がないので、4,900円の自動車重量税は新車登録時のみ課税され、毎年かかる税金は軽自動車税の3,600円だけです。
※2015年4月から軽自動車税の値上げが実施され、排気量126~250ccバイクの軽自動車税は2,400円から3,600円に値上げになっています。
250ccバイクの納税(支払い)方法と支払い時期
軽自動車税と自動車重量税は支払い方法が異なりますので、別々に紹介します。
自動車重量税の支払い方法
250ccバイクの自動車重量税は新車登録時のみ支払う税金ですので、運輸支局での新車登録手続き時に合わせて支払います。
軽自動車税の支払い方法
5月の上旬頃になると、バイク所有者の自宅に、市役所から「軽自動車税の納税通知書」が届きます。
納税通知書がは支払い書も兼ねているので、軽自動車税の納税通知書を持参すれば、「コンビニ」「各金融機関」「郵便局」で支払い(納税)ができます(自治体によってはクレジットカードやネットバンキングも使用できます)。
バイクの税金は、5月31日が納付期限になっています。5月31日を過ぎてしまうと滞納となってしまい、未納期間に応じて延滞金も課せられてしまうので気を付けてください。
最悪の場合、預金口座やバイクが差し押さえられてしまいます。
バイクを廃車にしたのに、軽自動車税が課税される理由
バイクの税金(軽自動車税)は、4月1日時点の所有者に対して課税されます。
ですので、たとえ4月2日に廃車や名義変更をしても、1年分の税金を納める必要があります。
廃車手続きを行わないと、バイクに乗っていなくても、毎年税金がかかってしまうので、ムダな税金を払いたくない方は3月31日までに廃車手続きを完了するようにしましょう。
参考サイト:軽自動車・バイクを手放したのに軽自動車税が課税された | 印西市ホームページ
250ccバイクを廃車にすると自動車重量税は戻ってくる?
バイクを廃車にしても税金は戻ってきません。
車は自動車リサイクル法の対象になっているので、廃車にした月から残りの税金が還付されますが、バイクは自動車リサイクル法の対象になっていないので、廃車にしても税金が還付されることがありません。
参考サイト:使用済自動車に係る自動車重量税の廃車還付制度について|国税庁
250ccバイクを廃車にすると自賠責保険料は戻ってくる?
250ccバイクを廃車にした際、自賠責保険の有効期限が1ヵ月以上残っていれば自賠責保険料の払い戻しを受けられます。
ですが、自賠責保険は民間の保険会社で加入するため、廃車後に保険会社で解約手続きをしないと保険料は払い戻されません。
<バイクの自賠責保険料表>
加入期間 | 保険料 |
---|---|
1年 | 7,540円 |
2年 | 9,770円 |
3年 | 11,960円 |
4年 | 14,110円 |
5年 | 16,220円 |
参考サイト:【公式】損保ジャパン
仮に24カ月契約の自賠責保険が11か月残っている状態で廃車にした場合、(9,770÷24)×11=約4,477円の払戻金を受け取ることができます。
※契約の保険会社によって、手数料などがかかる場合もあります。
<自賠責保険料の払い戻しに必要な書類>
- 自賠責保険証明書届済返納証
- 本人確認が出来る証明書(免許証など)
- 印鑑
- 通帳(口座振り込みが大半のため)