バイク王などの買取業者へ依頼する
買取業者は、動かないバイクでも修理して販売したり、部品やパーツが使えそうと判断した場合は、動かないバイクでも買取してくれることがあります。
バイクを処分するには、ある程度の費用がかかりますので、わずかな金額であったとしても動かないバイクが現金に変わるなら、まずは最初に選ぶべき処分方法といえるでしょう。
もちろん、バイク本体は自宅に引き取りに来てくれますし、廃車手続きも代行してくれるので、廃車手続きに必要な書類を準備してから連絡するのがいいでしょう。
廃車回収の専門業者に依頼する
廃車専門の回収業者は、動かないバイクを無料で回収してくれる業者のことです。
壊れたバイクを無料で回収するのは怪しい!と感じている方の予想通り、詐欺業者もたくさんいますが、ほんとに無料で回収してくれる業者がいるのも事実です。
こういった廃車回収業者も、廃車手続きを代行してくれるので、廃車手続きを自分でする必要はありません。
廃品回収業者に出す
粗大ごみなどの廃品回収業者もバイクを引き取ってくれます。
回収業者にバイクの回収を依頼した場合の、費用相場は2,000円~8,000円ほどのようです。
不用品回収業者は、バイク以外にも、バッテリー単体、ヘルメット、タイヤ単体も引き取ってくれるので、費用はかかっても、まとめて片づけたい方にピッタリな方法です。
廃車手続きは、業者によって代行してくれない場合もあるようなので、詳細は確認する必要があります。
参考サイト:不用品回収はKADODE
自動車リサイクル促進センターの指定引取場所にバイクを持ち込む
公益財団法人「自動車リサイクル促進センター」が運営する、全国約170か所の指定引取場所へバイクを持ち込めば、処分料無料でバイクを廃棄する事ができます。
以下の5つのパーツが残っていて、「一体となっている」「自立している」の条件を満たせば、事故車でも引き取ってくれます。
- フレーム
- エンジン
- ガソリンタンク
- ハンドル
- 前輪・後輪
ただし、バッテリー単体・ヘルメット・タイヤ単体などのバイク用品は引き取りしてくれません。
また、ナンバーが付いたまま(廃車手続きをしていない)バイクは引き取ってくれません。
参考サイト:指定引取場所一覧|公益財団法人 自動車リサイクル促進センター
対象車両・引取基準|公益財団法人 自動車リサイクル促進センター
廃棄二輪車取扱店にバイクを持ち込む
廃棄二輪車取扱店のバイクショップに、廃棄したいバイクを持ち込むと、有償で処分を行ってくれます。
≪利用方法を動画で見る≫
取扱店にバイクを持ち込まなければならず有料の処分ですが、自動車リサイクル促進センターの指定引取場所よりも持ち込める店舗が多いので、利用しやすい方法だと思います。
バイクショップによっては、自宅までバイクを引き取りに来てくれるので、自宅の近くに廃棄二輪車取扱店があれば料金を確認してみてもいいかもしれません。
参考サイト:廃棄二輪車取扱店名簿
バイクの廃棄手続きに必要な書類
バイクの廃車手続きに必要な書類は、バイクの排気量によって異なります。
125cc以下の原付バイクの廃車手続きに必要な書類
排気量125cc以下の原付バイクの廃車手続きには、以下の書類が必要です。
<原付バイクの廃車手続きに必要な書類>
- ナンバープレート
- 標識交付証明書
- 本人確認書類(免許証など)
原付バイクの詳しい廃車方法は、原付バイクの廃車手続きを自分でやる方法から確認できます。
250cc以下の軽二輪バイクの廃車手続きに必要な書類
排気量125cc超~250cc以下の軽二輪バイクの廃車手続きには、以下の書類が必要です。
<250ccバイクの廃車手続きに必要な書類>
- ナンバープレート
- 軽自動車届出済証
- 本人確認書類(免許証など)
- 委任状
- 認印(シャチハタ不可)
軽二輪バイクの詳しい廃車手続きは、250ccバイクの廃車手続きを自分でする方法から確認できます。
参考サイト:届出済証返納(廃車)〔軽二輪〕《排気量125cc~250cc》 – 近畿運輸局
251cc以上の自動二輪バイクの廃車手続きに必要な書類
排気量251cc以上の自動二輪バイクの廃車手続きには以下の書類が必要です。
≪大型バイクの廃車手続きに必要な書類≫
- 車検証
- ナンバープレート
- 本人確認書類(免許証など)
- 委任状
- 認印(シャチハタ不可)
大型バイクの詳しい廃車手続きの方法は、大型バイクの廃車手続きを自分でする方法から確認できます。
参考サイト:検査証返納(廃車)〔小型二輪〕 – 近畿運輸局
【おまけ】バイクが動かない原因
そもそもバイクが動かない・エンジンがかからない原因としては、バッテリー上がりの可能性があります。
バイクは冬の間の冬眠期間にバッテリーが上がってしまい、いざ乗ろうとした時にエンジンがかからない事がよくあります。
そんな時は、当たり前ですが、バッテリーを交換すればエンジンがかかるようになります。
通販などを利用すれば、バイク用バッテリーは2,000円程度で売っているので、バイクを処分する前にバッテリー交換を試してみるのも良いかもしれません。