このページでは「排気量251cc以上の中型・大型バイクの名義変更に必要な書類」「名義変更手続きの手順」「名義変更手続きができる場所」を紹介しています。
※中型バイクの名義変更手続きは、このページで紹介している大型バイクの名義変更手続きと同じです。
400ccバイクの名義変更の費用は、自分でやれば2,000円程度!ぜひ、チャレンジしてみましょう。
排気量400cc以上のバイクは新しい所有者の自宅住所を管轄している運輸支局(陸運局)でのみ、名義変更することができます。
排気量50cc~125ccのバイクは市役所で名義変更ができますが、400ccバイクの名義変更は運輸支局でのみ手続きができます。
※自宅の住所を管轄している陸運支局は全国の陸運支局一覧で確認できます。
- 住民票(発行3か月以内のもの。コピー可)
- 委任状(手続きを代行してもらう場合のみ必要)
- 自動車検査(車検証)
- 譲渡証明書
- ナンバープレート
- 手数料納付書
- 軽自動車税申告書
- 第1号 様式OCRシート
- 印鑑
- 軽自動車税納税証明書(車検の時に必要)
- 自賠責保険証(自賠責保険の名義変更時に必要)
名義変更(移転登録)に必要な申請書類など
バイクの名義変更に必要な書類は大きく分けると、以下の3つになります。
- バイクを譲る側(旧所有者)に用意してもらう書類
- バイクを譲渡される側(新所有者)が用意する書類
- 陸運局で入手する書類
各章でそれぞれを詳しく解説していきます
バイクを譲る側(旧所有者)が用意する書類など
バイクの譲渡側(旧所有者)に用意してもらう、名義変更に必要な書類等は以下になります。
- 自動車検査(車検証)
- 譲渡証明書
- ナンバープレート
自動車検査(車検証)
自動車検査(車検証)はコピーでなく、必ず原本が必要です。
車検証を紛失している場合は、現在付いているナンバーの管轄運輸局で再交付の手続きが必要です。
管轄運輸局の窓口で、車検証の再交付申請をすれば、再交付してもらえます。
運輸局は平日のみ業務を行っています。また、12:00~13:00は受付していないので、注意してください。
譲渡証明書
譲渡証明書に記入する内容は、車検証の記載通りに記入してください。
>>譲渡証明書のダウンロード<<
- 車名
- 型式
- 車体番号
- 原動機の型式
- 譲渡人の住所・氏名
- 譲受人の住所・氏名
- 譲渡年月日
以前は旧所有者のみ捺印が必要でしたが、脱ハンコのルール改正により、2021年から個人名義のバイクに限り、捺印が不要になりました。
印鑑証明も必要ありません。
ただし、法人登録のバイク(ローン中のバイクなど)は依然として、法人印が必要!
ナンバープレート
他県ナンバーのバイクを名義変更する(陸運局の管轄が変わる)場合は、ナンバープレートが新しいものに変わるので、必ずナンバープレートも送ってもらいましょう。
自賠責保険証は必要ない?
自賠責保険証は、バイクの名義変更に必要ありません。
自賠責保険は保険会社が管理しているので、陸運局や名義変更には、まったく関係がありません。
参考サイト:自賠責保険(共済)とは?
自賠責保険の名義変更は保険会社の窓口で行いますので、もし有効期限が残っている場合は旧所有者から送ってもらいましょう。
軽自動車税納税証明書(納税証明書)は必要ない?
バイクの名義変更に納税証明書は必要ありません。納税証明書は車検の時に必要になる書類です。
名義変更に必要ないとはいえ、重要な書類ですので旧所有者から、かならず送ってもらうようにしてください。
バイクを譲渡される側(新所有者)が用意する書類など
バイクを譲渡される側(新所有者)が用意する書類は以下の2つです。
- 住民票
- 委任状
- 印鑑
住民票
発行から3ヶ月以内の住民票のみ有効です(コピーでも手続き出来ます)。
・本籍地・世帯主名・続柄・マイナンバー・住民票コードの記載は必要ありません。
委任状
新所有者本人が名義変更の申請をする場合、委任状は必要ありません。
代理人に名義変更を代行してもらう場合のみ、新所有者の委任状が必要です。
>>委任状のダウンロード<<
- 新オーナー以外の人に、名義変更を代行してもらう場合
- 「使用者」と「所有者」が違う場合
受任者氏名=代理人の氏名、委任者=新オーナーです。
以前は捺印が必要でしたが、脱ハンコのルール改正により、譲渡証明書と同様、2021年から捺印が不要になりました。
陸運局で入手できる書類
バイクの名義変更に必要な書類の内、陸運支局で入手できる書類は以下の3つです
- 第1号 様式OCRシート
- 手数料納付書
- 軽自動車税申告書
第1号様式OCRシート
>>OCR1号用紙のダウンロード<<
OCR1号シートの用紙は、運輸支局窓口でも配布しています。
- 登録番号(ナンバープレート)
- 車体番号
- 新所有者の氏名
- 新所有者の住所
- 住所コード
以前は所有者・使用者欄に認印を押印していましたが、2021年から不要になりました。
住所コードは「陸運局で検索」または「陸運局のコード表」を見ながら記入。
手数料納付書
>>手数料納付書のダウンロード<<
手数料納付書には、申請者の氏名とナンバーを記入するだけです。
- 登録番号(ナンバープレート)
- 新所有者の氏名
軽自動車税申告書
>>軽自動車税申告書のダウンロード<<
名義変更、手続きの流れ
次に、運輸支局でバイクの名義変更をする手続きを紹介します。
手順は以下の通り。
- 自宅住所を管轄している運輸支局を確認
- 書類を記入して、運輸支局の窓口に提出(3~4ヵ所の窓口で繰り返す)
- ナンバープレートを受け取る
管轄の陸運支局を確認する
排気量400cc以上のバイクの名義変更は運輸支局で行います。
運輸支局ならどこでもできるわけではなく、バイクを登録する住所(自宅の住所)を管轄している運輸支局でのみ名義変更ができます。
書類を記入して、窓口に提出する
運輸支局に到着したら小型二輪の窓口に、記入したOCR第1号シート(申し込み用紙)を提出して、受付をしてください。
その後は、係の人の指示に従い、3~4ヵ所の窓口で記入、書類提出を繰り返してください。
ナンバープレートをもらう
3~4か所の窓口を回れば登録が無事に完了します。
最後の窓口でナンバープレートがもらえますので、ナンバープレートを受け取ったら手続き完了です。
登録完了までの時間はだいたい4~5時間ぐらいです(ほぼ待ち時間)。
400cc以上の大型バイクの名義変更まとめ
排気量400cc以上のバイクは新しい所有者の自宅住所を管轄している運輸支局(陸運局)でのみ、名義変更することができます。
※自宅の住所を管轄している陸運支局は全国の陸運支局一覧で確認できます。
- 新所有者が用意する書類等
- ・住民票(発行3か月以内のもの。コピー可)
- ・委任状(手続きを代行してもらう場合のみ必要)
- 旧所有者が用意する書類等
- ・自動車検査(車検証)
- ・譲渡証明書
- ・ナンバープレート
- 陸運局で入手できる書類
- ・第1号 様式OCRシート
- ・手数料納付書
- ・軽自動車税 申告書
- 自宅住所を管轄している運輸支局を確認
- 書類を記入して、運輸支局の窓口に提出(3~4ヵ所の窓口で繰り返す)
- ナンバープレートを受け取る(手続き完了)
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